フラーレン大全集

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リポフラーレン(L.F.)の良いところと悪いところ

抗酸化力が高く、エイジングケアに効果を発揮すると言われ注目されているフラーレンですが、大きく分けてフラーレンには水溶性と油溶性の2種類が存在します。今回は「油溶性」のフラーレンと言われている「リポフラーレン(L.F.)」について、詳しく解説をしていきたいと思います。

リポフラーレン(L.F.)って何?

リポフラーレン(L.F.)というのは、2009年に「ビタミンCバイオリサーチ社」が発売開始した、油に溶けやすい性質をもったフラーレンのことです。

 

2005年に水溶フラーレンの「ラジカルスポンジ」が発売されているので、それから4年後に油溶性のリポフラーレンが発売開始となったということです。

 

フラーレンは炭素の1種になりますから、黒く粉状になっているのが通常の姿です。そこに「スクワラン」を混ぜて、油に溶けやすい状態つまり「液状」に生成したものが、リポフラーレンになります。リポというのは「脂肪」という意味があり、脂肪性のフラーレンという意味になります。

 

リポフラーレンは濃い茶色のような、赤ワインのような色あいをしています。ただ、これは人工的に着色したり変色したものではなく、フラーレン自体の色が出てきているだけなので、心配しなくても大丈夫です。

 

ちなみに、リポフラーレンは化粧品に配合されるだけではなく、「医療業界」からも注目されています。国の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から、リポフラーレンの開発に対して補助金が出ているくらいなのです。

 

つまり、リポフラーレンに対する美容や健康効果などは、国からの期待もかなり大きなものだということが分かります。

 

リポフラーレンの良いところ・悪いところ

良いところ

リポフラーレンは油と親和性が高い成分なので、クリームや美容液などのスキンケア用品に使われています。

 

肌にとてもスムーズに浸透してくれますし、フラーレンに混ぜ合わされているのは「スクワラン」だけなので、自然派志向の方にも安心して使っていただくことができます。添加物がないというのは、肌の健康を考える人にとって、嬉しいポイントなのかなと思います。

悪いところ

リポフラーレンは油溶性のフラーレンなので、水に溶けにくいという性質があります。ですから、化粧水に配合すると高濃度にすることが難しいというデメリットが考えられます。

 

ただ、化粧水に使うフラーレンであれば「水溶性フラーレン」のラジカルスポンジを使うことになりますので、敢えて油溶性のリポフラーレンを使う必要はないのかなと思います。

 

化粧水でも添加物が含まれていないリポフラーレンが配合されていたほうが良い、という方もいらっしゃるので、そう言った場合には高濃度になりにくいのがデメリットだと思ってください。

リポフラーレンが高配合された化粧品とは?

フラーレンというのは、化粧品の中で濃度が1%以上あるという場合にマークが表示されるので、そのマークを見て高配合かどうかをチェックしましょう。リポフラーレンが高配合されていれば「L.F.」というマークが入っていますので、確認してみてください。